2005/8月10日 円盤ライブ
ミヤカワイヅミ 『小さなクリスト 』  田口史人 『円盤たぐちとhiguchi hisatoの悪戯』   松本清志 『Translation』
様々な形のサウンドアートを志向する3者の音のグループ展 PART2


ミヤカワイヅミ/ミネギシマサハル
『小さなクリストみたいな展示』  私のこころの音を聴いてくださいpart2

スクリーンには、2005/1/29・ライブのトイレット
ペーパーの
映像が流れています。

レコーダーを石膏ギブスで包んでいるところ
ミネギシ氏はサウンド・ハンティングした音を
シンセで加工
聴診器に超小型マイクを付け、心臓の音をギターアンプから再生。4つのカセットテープレコーダーにエンドレステープをセットし、3分毎に録音し再生します。息を止めてみたり、大きくため息をついたりして演奏したりする。
すべて録音され再生されたカセットテープレコーダーを音ごと石膏ギブスで包む。音は少し小さくなりましたが、鳴り続けていました。
木綿豆腐のようになったレコーダが4個→

  音源は↑写真をクリックしても聴けます




円盤たぐちとhiguchi hisatoの悪戯 松本清志 『Translation』
■ 田口史人氏が小泉八雲の「焼津にて」を朗読し、樋口氏がそれに合わせて(?)ギターを弾くという『ことばと音』のパフォーマンス。樋口氏は弓や金属棒で、ことばのフレーズに対応するかのようなギターフレーズを弾きます。
何回かお二人でセッションしているとのこと。なんとなく不思議に調和しているのが面白かった。
■ 前回に引き続き17回目の 『Translation』です。
TVモニターに映っているのは、前回円盤でのパフォーマンスです。そしてTVモニターの中のTVには前の前の演奏が・・・というようにどんどん重なっていくのです。
松本氏はもうウン十年前からこのパフォーマンスを行っています。エフェクトを一切使っていないことを今回初めて知り、驚きました。過去の何重にも積み上げられた演奏が、デジタルでは出せない独特の効果を生むのですね。